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お気に入りのスカートやブラウスなどで、乾燥機に入れたらプリーツが取れてしまいショックだったことはありませんか? 今回はプリーツが取れる原因や、防ぐ方法などを紹介します。

博士~! このスカート、急いで乾かそうと思って乾燥機にかけたらプリーツがなくなっちゃたの。

どれどれ。
みせてごらん。本当じゃのう。
プリーツが取れておるのう。
これは、「熱可塑性(ねつかそせい)」というものが原因じゃな。
熱可塑性?
そうじゃ。
熱可塑性というのは、物質に一定の温度が加わると柔らかくなり、その時に形を作って冷やすとその形を保つ性質のことを言うのじゃ。
今回のスカートは、ポリエステルできているんじゃが、熱可塑性を使ってプリーツ加工を付けているものなのじゃ。
そのポリエステル繊維の製品を高温の乾燥機で乾燥させると、繊維が柔らかくなってプリーツが伸び、その状態で温度が下がったためにプリーツが伸びたままになったのじゃよ。
なるほど~
このスカート気に入ってたのに......
どうすればよかったの?
そうじゃなぁ。
乾燥機の温度に気を付ける必要があったのじゃよ。
次に乾燥機を使う場合は、40℃以下の低めにするとプリーツが取れるのを抑えることができるのじゃ。
もしも、時間に余裕がある場合は乾燥機を使わずに、陰干しの自然乾燥もおすすめじゃよ。
それは、初めて知ったよ~。 次からは気をつけてみるわ。
ちなみに、洗濯の時も気をつけるとプリーツが長持ちするのじゃ。
1つめは、プリーツが開かないようにしつけ縫いをして洗うのじゃ。
2つめは、脱水するときは、軽く絞る程度にするのじゃよ。きつめに脱水すると、プリーツが取れやすくなるのじゃ。
家庭洗濯するのも良いのじゃが、大切だったり、気に入ってる洋服はクリーニング店にお任せするのが安心じゃな。
クリーニング店では、洗い、乾燥、仕上げまでプリーツが取れないように処理してくれるのじゃよ。
なるほど~。
これまでは、家でばかり洗っていたけど、大切な洋服はクリーニング屋さんに出すようにするわ。

プリーツ加工製品には低温乾燥を

プリーツ加工製品を高温の乾燥機に入れると、プリーツが取れることがあります。乾燥機に入れる場合は、低温に設定し、乾燥させましょう。なお、自然乾燥もおすすめです。

プリーツを長持ちさせるには洗濯にも注意を

プリーツ加工された衣類を洗濯する際は、プリーツ部分をしつけ糸で止めたり、脱水はしすぎないようにしましょう。少しのコツでプリーツ加工を長持ちさせることができます。