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襟にフェイクファーが付いたジャケットやコートなどで、フェイクファーがゴワゴワになり風合が違うと思ったことはありませんか? 今回はフェイクファーの風合が変わる原因や防ぐ方法などを紹介します。

博士~!
コートの襟に付いたフェイクファーがゴワゴワするんだけど......
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どれどれ。
見せてごらん。本当じゃのう。
触ってみるとゴワゴワしているのう。
これは、皮脂や外気の汚れが付いて、着用中に摩擦が起きたためにフェイクファーの毛先が束になってしまったのじゃ。
えぇ~!?
知らなかった! このゴワゴワしたものを直す方法はあるの?

そうじゃなぁ~。 あまりにも毛が束になってしまったものを新品のように戻すのはむずかしいのじゃが、ゴワゴワになりにくくするための方法は3つあるのじゃよ。
1つめは、着用後は衣類用のブラシでブラッシングするのじゃ。
着用後は、襟に外気のよごれや皮脂が付いているため、そのまま放っておくと、着用時の摩擦などで毛先が束になりやすいのじゃよ。それがゴワゴワの原因なのじゃ。ブラッシングで汚れを取り除くことで、毛先が束になりにくく、ゴワゴワするのが防げるぞ。
2つめは、コートをはじめとする衣類を購入する際は、フェイクファーの付属品などの襟が本体から取り外せるものを選ぶのじゃ。 取り外せると、手入れがしやすく衣類も長持ちするため、お気に入りのコートが長く着れるぞ。
3つめは、汚れたら洗うことじゃ。 まずは洗濯表示を見て、家庭洗濯できるか、クリーニングに出すものかを判断するのじゃ。 頻度としては1シーズン中、2回位洗うとゴワゴワになりにくいぞ。 回数にすると、大体10回位着用したら1回洗うと覚えておくと良いじゃろう。
なるほど~。
今までは着たらそのままハンガーにかけていたわ。 これからはブラッシングしてみるわね。 ところで博士、フェイクファーが家庭洗濯できる場合の洗濯方法を教えてほしいのだけど、どのようにすればいいの?
そうじゃなぁ。 家庭洗濯のポイントは3つあるのじゃ。
1つめは、洗濯表示を見て、家庭で洗えるかクリーニングに出すものかを判断すること。
水洗い可能の表示が付いている場合は中性洗剤を使って家庭で洗えるぞ。 中性洗剤の使用量はパッケージに書いてあるため、それを参考にするとよいじゃろう。 洗濯方法は、型崩れを防ぐために手洗いするのが適しておるぞ。 水洗いできない衣類の場合はクリーニングに出した方が安心じゃ。
2つめは、家庭で洗った場合の乾燥方法は自然乾燥を行うこと。
乾燥機を使いタンブラー乾燥を行うと、熱によってフェイクファーや縫い付けられている裏地が縮む可能性があるのじゃ。 自然乾燥を行うと縮むリスクが少なくなるのじゃよ。
3つめは、乾燥後衣類用ブラシでブラッシングをすること。
乾燥後は衣類用ブラシでブラッシングすると毛並みが整って、さらにふわふわの手触りになるのじゃ。
この方法なら家でも洗えそうだわ。 博士、ありがとう~。

フェイクファー製品は着用摩擦などに注意しましょう

毛皮などに似せたフェイクファー製品は着用による体の動きやバッグ類などとの摩擦により、パイルが乱れたり、倒れたりします。パイルが均一なものほど風合低下が目立つので注意しましょう

フェイクファー製品は日頃のお手入れで風合を保てます

着用後のブラッシングや、1シーズンに2回程度洗うことで、ふわふわの肌触りを保つことができます。ゴワゴワの肌触りになってから手入れをすると、ふわふわに戻らない場合もあるため、日頃のお手入れが重要です。

もっと詳しく知りたい方は

「リアルファーやフェイクファー(エコファー)について」